全15回ある面接実習の中で、最も大変だったと言っても過言ではない「逐語記録」。
今回は、その作業の流れや苦労した点について書いていきます。
※私が受講したのは約7年前の講座内容です。現在は一部変更されている可能性がありますが、学びの本質は変わっていません。
最大の難関である逐語記録とは何でしょう?
逐語記録とは、クライエントとカウンセラーの面接内容を録音し、 その一部(10分間)を一言一句もらさず記録用紙に書き起こす作業です。
- 言葉
- 間合い
- ため息
- 沈黙の秒数
- あいづち
これらをすべて正確に記入します。
さらに、用紙の右側には 「その時クライエントはどう感じていたか」「自分の応答は適切だったか」 など、カウンセラーとしてのふりかえりも書きます。
この作業が本当に大変で、時間もかなりかかりました。
事前準備は忘れずに
逐語記録に欠かせないのが録音機材です。
私は当時、録音機を持っていなかったので、 「安いしこれでいいか」とカセットテープレコーダーを購入しました。
……が、これが大失敗。
家で試しに録音してみたら音が悪く、 結局あとからICレコーダーを買い直すことに。
「どうせこの時しか使わないし安いので十分」 と思ったのが裏目に出てしまいました。
これから購入する方には、 ICレコーダーを強くおすすめします。 小さくて持ち運びやすく、音もクリアです。
ちなみに、携帯での録音は禁止されていました。
逐語記録の流れ
逐語記録は次のように進みます。
- いつものように2つのグループに分かれる
- ペアを組むが、クライエント役の相手は1回目と2回目で別の人
- 面接は2回に分けて行い、1回20分・合計40分
- 1回目終了後、自宅で録音を何度も聴き、2回目の展開を考える
- 2回目終了後、逐語記録を完成させる
- グループ人数分コピーして配布し、意見交換
- 提出し、次回に赤ペンで返却される
逐語記録には 「面接技能の向上」「クライエント理解」「自己理解」 という目的があります。
この作業は2回にわたって行われるため、 できるだけ休まないことが大切です。
(私のグループでも、2回目を休んだ方がいて、 その方と関わったメンバーがかなり大変そうでした)
終わった後の達成感
とにかく大変な作業でしたが、 終わった時の達成感は本当に大きかったです。
「やり切った…!」という気持ちが強く、 実習の中でも特に印象に残っています。