皆さんは「産業カウンセラー」という資格があるのをご存じですか?
私が1年間通信で勉強した資格が「産業カウンセラー」というものでした。
心理カウンセラー以外にも心理学は学べる
なぜ、この資格を取得しようと思ったのか、最初は漠然と心理カウンセラーに興味を持ちました。
今までも人間関係に悩むことが多々あり、自分というものについて考えたときに、少しでも人との関り方を学びたいという思いがあったからなのです。
そんなときに心理カウンセラーだったら「1日で試験もなく取得ができる。履歴書にも書ける資格!」という宣伝広告がポストに入っていて、ずいぶんと簡単に取れるんだなって思ったんですよ。
それもよくよく読むと1日と書いてあるが、4時間くらい講習を受ければ取れると言うのです。
でも、心のケアなんじゃないのかな? そんなに簡単に取っちゃっていいものなのだろうか?という疑問もあり、いろいろと調べていくうちに「産業カウンセラー」という資格があることを知ったのです。
それが、今からかれこれ8年くらい前です。
実際に、講習を受けるまでに何年掛かったのでしょう。
けっこう行動に移すまで時間が必要でした。
ネックは費用と求人状況
それはですね、ズバリ費用です。
けっして安くはありません!
当時、娘はまだ大学生でしたから、いろいろと出費があり大変だったのです。
資格を取るからには仕事に活かして働きたいと思いました。
ハローワークなど行っても、求人としてめったに出ていなかったことも受講を躊躇する要因でした。
う~ん、どうしよう? と悩んでたわけです。
それに心理カウンセラーもまだ、心に引っかかってましたからね。
産業カウンセラーと心理カウンセラーの違いについて
取得についてちょっと調べてみました。
産業カウンセラー
受検資格を得るには、日本産業カウンセラー協会の養成講座を受講します。
または大学院で心理学を学び単位を取得します。
養成講座は7か月間の通学制と1年間の通信制があります。
どちらも104時間の面接実習は必須です。
日本産業カウンセラー協会主催の試験を受験し合格後に登録申請して、晴れて産業カウンセラーとして働けます。
※現在はe-Learningになっているようです。
心理カウンセラー
取得するには、たくさんのスクールがあり受講期間もそれぞれ違います。
通信だけで取れるものもあります。
スクールごとに内容や受講料が異なります。
資格がなくても働くことは可能だそうです。
考えた結果、産業カウンセラーに決定
簡単に言うとこんな感じで、びっくりしたのは、心理カウンセラーは資格を持っていなくても名乗れて働くことができるということ。
ただ、心理カウンセラーはいくつかスクールがあって、それなりにカリキュラムをこなす必要がある場合の所もありました。
産業カウンセラーを名乗るには、それなりの期間勉強をして、試験に合格し登録しなければダメです。働けませんよ。
やはり受講するからには、しっかりと勉強をしたいと思い、心理系の資格の中ではそこそこ認知度もある産業カウンセラーを学ぶことにしました。
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