一体、自分はどうしてしまったんだろう。
体に、心に、何が起きているのか。
どうしたらいいのか分からないまま、ただ苦しさだけが続いていました。
過敏性腸症候群に効果があるものは何か?
どこかに出かけるのが怖くなってしまい、心の中は常にパニック状態。
「これは心の問題が大きいんじゃないか」 当時はそんなふうに感じていました。
幼いころから抱えていたメンタルの部分が、何かのきっかけで一気に表に出て、 自分の場合は過敏性腸症候群という形になったのだと思っています。
違うかもしれないけれど、そんな気がしていました。
急激なストレスが心から脳へ、そしてお腹へ。
また脳へ戻る…そんな悪循環の中にいたように思います。
病院に行った方がいいのは分かっている。
でも、行くまでの道のりや順番待ちが不安で、なかなか行動に移せませんでした。
「心の持ちようだよ」 「考えなきゃいいんだよ」 「出かける前にトイレに行けばいいじゃない」
周りの人は心配して言ってくれる。
「うん、分かってる。全部やってるんだよ」 そう思いながらも、どうにもならない。
できるならとっくに治ってるわい!!
トイレに行けない状況がダメなんです。
家庭訪問、個人面談、保護者会… “待つ時間” がとにかく苦しい。
ちょうど同じ時期に甲状腺の病気にもなり、大きな総合病院へ通院。
待合室はまだトイレに行けるからマシだけど、 診察室の前で呼ばれるのを待つ時間は本当に地獄でした。
「お願い、早く終わって…」 そう祈るような気持ちで毎回待っていました。
意を決して心療内科へ
「もう耐えられない。以前の状態に戻りたい」 そう思い、意を決してクリニックへ。
診断はやっぱり 過敏性腸症候群(当時は過敏性腸炎と言われた)
先生は 「大丈夫。時間はかかるけど、徐々に良くなるよ」 と言ってくれました。
本当ですか? 絶対? 絶対に治るんですか?
脳が“あの時の辛さ”を勝手に覚えてしまっているらしい。
余計なことを覚えやがって…と、心の中でツッコミ。
その後、2回ほど通院しましたが、 行ってもすぐ良くなるわけではなく、 逆に待ち時間が辛くて通うのをやめました。
試したもの3つ
● 漢方
専門薬局で漢方を購入。
薬剤師さんは過敏性腸症候群を知らなかったけれど、 似たような症状の男性の話をしてくれました。
長く続けていれば効果があったのかもしれないけれど、 高くて続きませんでした。
● ヨーグルト
旦那が会社の産業保健師さんから 「これ、過敏性腸症候群に良いと思う」 と教えてもらい、数か月食べ続けました。
美味しいので子どもたちが喜んで食べていたけれど、 効果は…続けていればどうだったのかな?
● カルダス(森永)
宅配で頼んで飲んでいました。
美味しかったけれど、届かない日が増えてしまい、 やめてしまいました。
どれも長続きしなかったけれど、 続けていれば何か変わったのかもしれません。
でも、今振り返ると 自分には“時間”が一番の薬だったのかもしれない と思います。
現在のお腹の調子
今はどうかというと、 当時では考えられなかった仕事もしているし、 LIVEにも行くし、行きたいところに行けています。
遠出は少し不安が残るけれど、 以前ほどではなく、旅行もだいぶ楽になりました。
治ったわけではないけれど、 出かける前にトイレを占領するのは相変わらずだけど、 それでも 随分と楽になっています。
市販薬もいろいろ試したけれど、 私には「正露丸」が一番合っているようです。
辛い時の特効薬って、 やっぱり“時間”なんだな と改めて感じています。